漢方複合作用による抗がん作用
抗がん作用のある生薬を配合した抗がん漢方の天仙液は、漢方複合作用、相乗作用によって、身体全体の免疫力を高め、人間が本来もっている自己治癒力を引き出し、QOL(生活の質)を向上させながら、がんを改善していく作用があります。ここでは、抗がん漢方に含まれている生薬成分の漢方複合作用による抗がん作用について報告します。抗がん漢方の抗がん作用

- がん細胞を障害する作用
- 抗がん漢方に含まれている生薬の天南星、莪朮などが、がん細胞の成長を阻害し、増殖できなくする作用です。正常細胞はDNA合成、RNA合成やタンパク質合成が順番に行われることが基本ですが、その合成過程でがん細胞を分裂増殖できないように殺傷したり、アポトーシス(がん細胞の自滅死)に誘い込みます。
- 代謝調整の作用と効果
- 代謝というのは、「細胞内の原形質が老廃物を出して栄養分を摂取する作用」のことで、この代謝調整作用を高める龍葵、当帰などの生薬が、がん細胞の増殖に必要な各種の代謝作用を改変し、増殖を抑制します。
- 免疫を増強作用
- 免疫とは、外部からの細菌の侵入、がん細胞などの異分子が体内に発生した時に排除する働きのことです。人参、霊芝、天花粉などの免疫を高める生薬が、T細胞、B細胞、NK細胞といった免疫細胞に働きかけるとともに、インターフェロン(ウィルスや腫瘍細胞などの異物の侵入に反応して細胞が分泌するタンパク質)系を通じて、免疫力を増強します。
- 微量元素の作用
- 抗がん漢方に含まれている生薬となる薬草の多くは長白山で採取されたもので、噴火を繰り返してできた火山灰には、ゲルマニウム、セレニウム、マンガンなど20種類以上の微量元素が含まれています。その土壌で生育した薬草にもこれらの微量元素が含まれています。微量元素は人体に欠かせない物質で、がん細胞の分裂を防ぎ、腫瘍の成長を抑制する働きがあります。
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